📊 データ処理
PDF表抽出ツール
PDFファイルから表データを抽出し、編集可能なExcelまたはCSVに変換します
★★☆ 中級 10-15 min 2025年1月12日
概要
PDF内の表データは直接編集や分析ができません。ClaudeはPDFから表を抽出し、構造とフォーマットを保持して、さらなる処理のためにExcelやCSVに変換するお手伝いができます。
活用シーン
- レポートからデータ表を抽出
- 銀行明細書の変換
- 財務報告書の処理
- 研究論文からデータ表を抽出
手順
ステップ1: PDF表の確認
まずPDFの構造と表の数を把握します。
~/documents/report.pdf を分析してください:
- 総ページ数
- 含まれる表の数
- 各表が何ページにあるか
- 各表の概要内容(ヘッダー)
- PDFがテキスト形式かスキャンか
ステップ2: 単一表の抽出
特定のページから表を抽出します。
report.pdf の3ページ目から表を抽出してください:
- 表の境界を特定
- ヘッダーとすべてのデータ行を抽出
- セルの配置を維持
- CSVとして出力:~/documents/table_page3.csv
- 抽出した行数と列数を表示
ステップ3: 一括抽出
ファイル内のすべての表を抽出します。
report.pdf からすべての表を抽出してください:
- 各表を個別のCSVファイルとして保存
- ファイル命名:table_page[ページ番号]_[連番].csv
- 表が複数ページにまたがる場合は自動的に結合
- すべての抽出した表と内容の要約を一覧にしたインデックスファイルを生成
~/documents/extracted_tables/ ディレクトリに保存
ステップ4: クリーンアップとフォーマット
抽出結果の品質を最適化します。
抽出した表データをクリーンアップしてください:
- 空の行と列を削除
- ヘッダーとフッターの情報を削除
- セル結合による空白値を修正
- 数値フォーマットを統一(桁区切り記号を削除)
- 日付フォーマットを標準化
~/documents/extracted_tables/cleaned/ に再保存
ステップ5: Excelに統合
複数の表を1つのExcelファイルに整理します。
Excelファイルを作成してください:~/documents/all_tables.xlsx
- 各表を個別のワークシートとして
- ワークシート名:Table1、Table2...
- すべての表のページ番号と説明を一覧にした「目次」ワークシートを追加
- 基本的なフォーマットを適用:ヘッダーを太字、最初の行を固定、列幅を自動調整
ヒント
スキャンされたPDFはまずOCR認識が必要で、精度が低下します。複雑な表(多くのセル結合、ネストした表)は完全に抽出できない場合があります。手動での検証をお勧めします。
PDFがテキスト形式で表が規則正しい場合、抽出精度は非常に高くなります。抽出に失敗した場合は、異なるPythonライブラリ(pdfplumber、camelot、tabula)を試してください。異なるPDF形式に対して効果が異なります。
よくある質問
Q: 抽出した表が崩れている場合は? A: PDF内の表に明確な罫線がないか、実際の表ではなくスペースで配置されている可能性があります。抽出パラメータを調整するか、表の領域座標を手動で指定してみてください。
Q: 複数ページにまたがる表をどう処理しますか? A: これが複数ページの表であることをClaudeに伝えれば、連続するページで同じヘッダーを識別し、自動的に1つの完全な表に結合します。
Q: 表の色やスタイルを保持できますか? A: 基本的な抽出では通常テキスト内容のみが保持されます。スタイルを保持する必要がある場合は、より複雑なPDF解析が必要になるか、表のスクリーンショットを撮ってOCRで処理することを検討してください。